医療職といっても、たくさんあるな・・・
異業種、社会人から医療職を選ぶとすればどうしたら良いのかな?
といった人に向けて、
私が数多くある医療職の中から、なぜ言語聴覚士(ST)を選んだかについてお話しようと思います。
数多くある医療職から私がSTを選んだ理由
医療業界で働きたい、医療職の資格をとりたいと一口にいっても看護師、薬剤師、理学療法士などたくさんの種類の職種があります。
高校を卒業したばかりの方であれば、話は別かもしれませんが一度社会に出て働いてからとなると、そう簡単に決断はできません。
だけど自分にはどれが向いているのか、合っているのかもわからない。
時間には限りがあるし、費用も無駄にはできない。
そんな状況で私は何を基準に決めたかをお話します。
①2年で卒業できるから
医療の国家資格を習得しようと思うと、最低でも3年専門学校や大学に行って習得する場合が大半だと思います。
社会人からといっても学校に行こうとする年齢によって選択肢は変わります。
25歳から3年通うのと30歳から3年通うのとは後の人生設計は違いますよね。
私は専門学校に行くことを決断したのが20代後半と遅かったので
- 資格習得後に数年臨床経験を積んでと考えると、3~4年通うことはちょっと現実的ではない
- 働きながらと考えるとしんどいな・・・
と考えていました。
1~2年で習得できる医療資格もありますし、大卒者であれば2年で取れるという資格もあります。
- ご自身が習得されている単位や学部を活かす
- 既に持っている資格や免許を活かす
ことも賢い選択ではないかと思います。
②有資格者の人数が少ない
2026年現在での言語聴覚士有資格者数は4,600人ほど。
同じリハビリ職でも理学療法士21万人、作業療法士12万人。
その数と比べるとまだまだ人数は少なく、需要に対して供給がおいついていない状況です。
年々資格習得者は増えているので、いずれ飽和上状態になるかもしれません。
ですが、人数が少ない内に資格を取って経験を積んでおくというのは、
今後長く働く上に置いては有利ではないかと感じました。
この仕事は経験年数が活きてくると思うので、1日でも早く現場にでることが大切かと思います。
③自分のバックグラウンドが活かせる
私のバックグラウンドとして前職や大学では、
- 飲料や食品の営業企画をしていたので「食べる事」
- 語学を専攻しており英語の音声学や言語学を学んでいたこと「話すこと」
に関わっていました。
言語聴覚士の仕事内容も、
- 食べること
- 言葉、コミュニケーション
に関することが専門になります。
実際の勉強内容はもっと医学的な要素が多いですが。
私にとっては全く関わったことのない分野ではなかったし、どちらも嫌いなことではありませんでした。
直接業務に結びつかなくても、今まで学んだことや経験したことが活かされるかもしれない
そう思ってこの職種を選びました。
段々と学んで行くうちに外国語を学んだ時に感じた
- 言いたいことはあるのに話せない、もどかしいという気持ち
- 頭の中にない言葉はアウトプットできない
という感覚は症状を理解するうえで
自分の中で理解しやすくすごく腑に落ちた経験でした。
それは様々な経験をしている強みでもあると思います。
職種を選ぶうえで大切なポイント
私が言語聴覚士に決めた理由は上記の3点が大きな軸となっていますが、さらに職種を選ぶ上で考慮したポイントがあります。
①好きになれそうか、興味がある分野か
どんな業界、職種も同じかもしれませんが
- 医療業界は働いてからも自己研鑽が必要な業界
- 休日は研修に参加、書籍を読む、オンラインで勉強する
毎日臨床で壁にぶつかっては、悩んで、調べての繰り返しです。
これが、苦手で不得意な分野、続けられそうにない分野であれば苦痛ですよね。
- 苦手、不得意な分野ではない(文系なのに、がち理系・工学系は辛い)
- 好きでもないができそう
- 少しは触れたことのある分野
- 現状の仕事の延長線上にあるもの(栄養士、介護士の経験がある)
にしておく方が、学費も時間も将来も無駄になるリスクは小さく抑えられるかと思います。
それに、ある程度の予測や想像ができるので資格を取ってからのイメージも湧きやすいのではないかと思います。
②働く場所や働き方が多様か
いざ転職、就職したけれど
- 病院に勤めたけど病院勤務は向いていないな
- 病院以外の場所で働いてみたい
- 子どもがいるから時短で働きたい
と、働いてみたからこそ思うことや生活スタイルが変わることだってあります。
でも、特定の場所でしか働くことができないとなると選択肢が狭まってしまいます。
- 職場の人間関係が合わない
- ここの職場では続けれそうにない
- メンタルを病んでしまう
など何があるかわからないし、どうなるかもわかりません。
言語聴覚士が活躍できる場所は、病院などの医療施設だけではなく福祉施設、介護施設など多岐にわたります。
分野によっては、求人が少ないこともありますが・・・
様々な領域で活躍 https://www.japanslht.or.jp/what/
働く場所や働き方が多様である方が
自分にあった環境を選べる幅や可能性は増えるのではないでしょうか。
せっかくなら資格を活かして長く、楽しく、無理なく働いてほしいなと思います。
③社会人・異業種からの転向が多いか
高校や大学を卒業した人しかいない環境と色んなバックグラウンドのある人が交じる環境では風通しの良さは違うのではないかと個人的には思います。
社会人から、異業種からの転向が多い職種であるとうことが認知されていれば
- 同期にも自分と同じ境遇の人がいて相談や話もしやすい
- 就職(再転職)をする場合も年齢制限があまりない
など、資格を取ったけど働けないし、肩身も狭いなんてことも
少ないのではないかと感じます。
私のクラスメイトは、主婦層から大学を卒業したばかりなど様々な年齢、仕事を経験されている人が多くいました。
まとめ;たくさんある医療職の中からどの職種を選ぶか
以上が、数多くある医療職の中でどんな視点で言語聴覚士に決めたかをお話しました。
一つの業界だけでなく違う業界を経験しているからこそ視野が広がることや、物事を柔軟に考えることができるのかもしれません。
それはとても強みであり、自分の武器、かつ唯一無二のかけあわせになると思います。
今の時代は転職をしたり、働き方も多様であったり、個人で仕事ができる時代です。
大切な時間や費用を使うのであれば、元はしっかりとって
後悔のない選択をしてほしいなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。


