初めて入院や手術をするとなると不安な気持ちになりますよね。
怪我をしただけでもショックなのに、手術?全身麻酔?大丈夫なの?どうなるの?不安だな・・・怖いな・・・
でもどのくらい入院するの?仕事はすぐにできるの?手術費用も結構かかりそう・・・。何か必要なものあるのかな?
術後痛そう。リハビリもするのかな?
という気持ちは誰しもが感じる事ではないでしょうか。
初めて入院や手術を受ける人のために、筆者の経験談をお伝えしようと思います。
不安に感じるポイントは大きく4つ
- 入院に関すること(入院期間、入院生活)
- 手術に関すること(手術の内容、術後の痛み、仕事復帰や回復スピード)
- 準備したほうが良い物
- 入院・手術に関するお金のこと(入院、手術代、その他の費用)
不安に感じるポイントを大きくまとめると4つに分けられると思います。
上記に挙げたことは、筆者が実際に感じたことです。
退院して思う事は、1個ずつ抑えていけば心配ないよということです。
それでは、一つずつ見ていきましょう。
入院期間、入院生活について
入院期間は?
様々な病院のHPで調べてみると、だいたい術後2週間後に退院できるそうです。
私も初めは2週間の退院予定でしたが、ベットの空きがあるとのことでもう2週間入院を伸ばしリハビリに集中しました。
病院の事情やどのくらい入院可能かは個人によるので、相談されるとよいと思います。
入院生活ってどんな様子?
手術の前日に入院し、手術前は食事も入浴も普段と変わらずできました。
部屋は大部屋か個室を選べますが、日数も少なかったので大部屋にしました。
大部屋はカーテンを閉めて区切られており、プライバシーもしっかり確保されています。
部屋の中はみんな静かに過ごしていました。
決まった時間に看護師さんが検温のため部屋にきます。
消灯、起床、食事、入浴時間など決まっているのでとても規則正しい生活でした。
部屋や寝具が変わると寝れない、共同生活は苦手という方は、慣れるまでしんどいかもしれません。お財布が許すのであれば個室が良いかもしれません。
手術について
どんな手術をするの?
前十字靱帯はほぼ手術で治すことが多いと言われました。
前十字靱帯再建術とは
患者さん自身の体の他の部分から腱を採取して、それを靭帯の形状にして移植する「自家腱移植術」という方法で靭帯再建術を行っています。手術は基本的には全身麻酔で行います。術後の鎮痛のため、硬膜外麻酔(腰からの麻酔)を併用することが多いです。関節鏡を用いて行う手術で、カメラや器具を入れるための1cm程度の傷が2~3 ヵ所、腱を採取するための4cm程度の傷ができます。
出典:前十字靭帯再建術とは | 社会医療法人新青会 川口工業総合病院
出典:https://www.kogyohsp.gr.jp/med_mame/maejuji
入院や手術、リハビリのことなど記載されています。
お医者さんはさらっと説明をしてくれますが、頭がいっぱいで全く入りませんでした。
どんなことをされるのか完璧に理解することは難しいですが、なんとなくでも知っていると気持ちは楽かもしれません。
術後どうだった?痛みはあった?
術後の痛みは人によるそうです。
私は神経ブロックという麻酔が良く効いていたため、痛みよりも足のしびれが強かったです。
術後2,3日が痛みのピークと言われました。鎮痛剤を使用して痛みをコントロールしていたので何とかピークは乗り越えられました。
術後2,3日は微熱もあってとてもしんどかったです。
看護師さんの話だと術後はよくあることだそうです。
術後1週間くらいすると、しんどさも喉の痛み(全身麻酔をするため手術中は呼吸器をつけます)も和らいできました。
術後すぐは足が動かせず車椅子を使用して院内を移動していました。
初めはベッドから車椅子に移動することも大変で、トイレやお風呂に行くのも一苦労でした。
慣れるまで看護師さんが手伝ってくれます。
段々慣れると、お風呂やトイレ、移動も楽になります。
ベッド近くの物や落ちたものが取れなくて不便でした。
仕事復帰はいつから?どのくらいで回復する?
おおよその目安は
術後1ヶ月程;松葉杖なしで歩行可能
術後2~3ヶ月程度;回復の程度が良ければジョギング
術後6ヶ月程度;スポーツ復帰(早い人で)復帰に1年かかる場合もある。
出典前十字靭帯損傷 | 関節鏡手術MIOSの名医 | 八王子スポーツ整形外科
出典前十字靭帯断裂のスポーツ復帰や全治までの期間は?リハビリ方法なども合わせて解説|整形外科河村医院 – 大阪市港区弁天町・朝潮橋
私の場合は術後の回復がゆっくりなため
術後2ヶ月は通勤ラッシュや無理に動くことは避けること、
座ってできる作業のみは可能と言われました。
術後の膝の状態によって個人差がかなりある思うので、仕事復帰はお医者さんと相談して決める方がよいと思います。
早く仕事に復帰したい、長く休むことはできないという気持ちすごくわかります。
でも焦ってしまい、再靱帯して再手術は避けたいです。
日数が経っていくと膝を動かせる範囲も広がっていきます。
身体が健康だから仕事ができる!
時間はかかるかもしれませんが、ここは焦る気持ちをぐっとこらえて、
自分の身体を大切にしてほしいと思います。
準備してよかったもの
入院中にあって便利だった、助かったもの、事前に準備をした方がよいものをご紹介します。
- 半ズボン
- 万能ハンド
- ショルダー、ナップサック
- 洗面器
- 使い捨ての箸、スプーン
- 身体ふきシート、ドライシャンプー
- ひまつぶし道具
●半ズボン
術後は膝をアイシング、ガーゼ交換、患部を毎日確認される、リハビリをするため半ズボンが必要と言われました。手術が冬場だったため、半ズボンを入手するのが大変でした。
●万能ハンド
術後は足が動かせずベッドサイドの荷物や落とした物をとる、カーテンを閉めるといったことに役立ちました。
●ショルダー、ナップサック
松葉杖移動ができるようになるとシャワーなどを自分でできるようになります。シャワー室に移動する、ちょっと物を持つ時に手が塞がるので便利です。
●洗面器
使わないだろうと思っていましたが、車椅子で顔を洗う、歯磨きをする際に洗面台に届かずに困りました。洗面具を持ち運ぶ際にも便利でずっと使用していました。
●使い捨ての箸、スプーン
術後しばらくは自分で自由に動くことに制限がかかります。衛生的にもあると助かりました。
●ひまつぶし道具
言うまでもなくですが。静かに暇を潰せる道具があると快適です。私は、ひたすら映画やドラマ、youtubeを見て過ごしました。見たい物がたくさんあったので良かったです。
売店もありますが、代わりに購入を頼めない場合もあるので事前に準備をしていると安心ですね。
入院・手術のお金について
入院・手術費用がいったいいくらかかるのか気になりますよね。
実際に私が今回の入院と手術で支払った金額は
【約4週間の入院・手術費用総額】
自己負担額は高額療養費適用金額、食事代込み、差額ベット代なし
合計 総医療費 1,830,000円 自己負担額217,000円
治療費の他に、術後に装着する装具の費用が87,000円程かかりました。
私は入院と手術が12月と1月に月をまたいだため、各月それぞれに高額療養費が適用されました。
同月内であれば6万円ほどの差があったので驚きました。
装具は加入の健康保険に療養費支給申請書を提出することで何割か戻ってくるそうです。
ありがたい・・・
社会保険制度では
【高額療養費制度】
高額療養費とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。
月をまたいだ場合は月ごとにそれぞれ自己負担額を計算します。
マイナ保険証を使用したので限度額適用認定証を事前に提出しなくても大丈夫でした。
高額療養費が適用された金額が退院後に請求されました。
【傷病手当金】
傷病手当金は、被保険者が業務外の病気やケガによる療養のために仕事に就くことができず、給与を受けられない場合に支給されます。
なお、任意継続被保険者の方は、傷病手当金は支給されません。
といった制度が使えます。
また
- 確定申告
をすることで、医療費控除を受けることができます。
もし医療費が全額実費だったら、高くて払えない
そう考えると、日本の社会保険制度はすばらしいなと感じました。
とはいえ、自己負担額は払う必要があるため日頃からしっかり貯蓄をすることは大切ですね。家計の見直しをしようと思います!
まとめ:入院・手術はきちんと知しれば怖くない
以上が、初めて入院・手術を経験した筆者が不安に感じたことについてまとめました。
初めて経験することに対して恐怖心を持つことは、あたりまえなことではないかと思います。
こと、生命に関わるならなおさら緊張もします。
ですが事前に不安や恐怖の正体を知ることで、その気持ちが小さくなるのではないかと感じます。
担当のお医者さんやリハビリの人に自分が感じている気持ちや疑問点を伝えることで解決することもあります。
迷惑じゃないかと思わず聞くことをおすすめします。
それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。







